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■カーテンウォール
外壁の工法の一種で、柱と梁を主体構造とし、壁は外装材または外部との仕切材(カーテン的なもの)にすぎないと考えた構造形式(帳壁式構造).
外壁、内壁の双方に用いられる。外壁の場合は、高層ビルでは地震の時にガラスが割れるのを防ぐためにカーテンウォールという技術が必要になり、構造体に吊るされた構造形式をとり、構造体の変形を逃げることができるように取り付けられる。具体的には、蛇の鱗のようにサッシを組み合わせ、地震で揺れてもガラスが割れないようにしたものであり、シンガポールのラッフルズというホテルが有名である。内壁の場合は、間仕切り等で構造耐力は負担しないが、遮音性能などはある。

■瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)
民法では、売買等の有償契約において、その目的物に隠れた瑕疵(欠陥・欠点)がある場合、買主を保護するために売主等の引渡義務者に対して瑕疵担保責任を規定している。買主は売主に対し、代金減額請求や損害賠償請求ができ、瑕疵の為に契約の目的を達することができない場合には契約の解除をすることができる。責任期間は瑕疵発見から1年。宅建業法では自ら売主の場合、引渡しの日から2年以上の特約ができる。。新築住宅の瑕疵担保期間は10年間。ただし、買主がその瑕疵を知っていた時は売主はその責任を負わない。

■仮設工事(かせつこうじ)
建物、工作物を完成させるために、建築現場においてそれぞれの職人の仕事をやりやすくするために 一時的に必要な施設や設備のための工事をいう。仮囲い、現場用事務所トイレの設営、倉庫、足場、その他機械設備など建築確認申請は必要なく、防火の規定や接道義務、用途地域に関する規定等は適用されない。仮設工事によって建設された仮設建築物は、建物が完成すれば取り除かれる。

■壁構造:壁式構造 (かべこうぞう:かべしきこうぞう)
建築物の構造方法のひとつで、ラーメン構造とは異なり、建物にかかる力を平面板であるコンクリートの壁や床スラブなどで支える構造をいう。柱・梁がなく、梁は臥梁(がりよう)として壁の上部に造られる。構造躯体を床板と壁板により、線として接合されることにより軸組構造と比較して、余力が大きい。柱・梁がなく、主に3階〜4階建の低層マンションに向いた構造。梁が出ないため部屋自体はすっきりとしている。

■官民境界(かんみんきょうかい)
道路や水路、小路などの公共施設の敷地と、個人の敷地との境界を官民境界という。塀(へい)などで明確に区分することが多いが、建築協定などにより建物などを後退させ、公的・指摘空間を一体的に計画することも増えてきた。

■基準階
施設建設物のうち、同一の床利用が繰り返される階数床のことをいう。マンションやテナントビルのように複合建築物の上層に集合住宅を造ったり事務所空間が重層するような場合、その繰り返される床が基準階となる。一階はエントランスがあったり、テナントが入っている場合が多いので一般的に「2階」を指すことが多い。基準階は、各階の床利用が相違する場合には存在しないこともある。

■基礎伏図(きそぶせず)
基礎構造の組み方を表した平面図で、部材の大きさ、長さ、配置、寸法、種類なども表示したもの。縮尺1/100〜1/200

■キャノピー
天蓋のこと。限界の車寄せに設ける屋根。雨よけ、パーゴラなど多様な形のものがある。寝室のベッドに設ける天蓋のこともキャノピーという。

■キャピタルゲイン
土地や建物、株式の値上がりによる利得のこと。例えば、土地や建物を売却したとき、購入価格と売却価格との差がそれに相当する。当然課税対象となるが、土地建物については、他の所得と分離した課税方式(譲渡所得の分離課税)がとられている。

■給湯設備(きゅうとうせつび)
現在では、家の中の各部屋にガス配管を配置するのでなく、一ヶ所でお湯を作り、給湯配管を配置するセントラル給湯方式が普通。熱源には都市ガス、プロパンガス(LPG)、灯油、電気があり、設備として最も普及し火力が強い瞬間湯沸器(ガス、LPG)、ガス配給の無い地域でも使用可能な
石油給湯機、火を使わないため、安全性が高い 深夜電力を利用できる電気温水器などがある。ガスや石油などの燃焼方式には、湯の使用量に応じた比例制御バーナーがあり、静音化が進んでおり、イニシャル・コストもランニング・コストも安く、現在では、ガスか石油による給湯のほうが利点が多いといえる。

■給排水衛生設備工事(きゅうはいすいえいせいせつびこうじ)
給水、給湯、排水、衛生器具および住設備機器の取付け、し尿浄化槽、消火設備などの工事の総称。 住宅での屋外給排水設備では、排水経路の問題が一番多く、屋内給排水設備では、給水音や排水音が問題となることが多い。屋内給排水菅は仕上材に隠れてしまうので、完成した後で問題が発生しても、直すことは難しい。配管施工時に適切な通気菅の設置、クッション材や吸音材の施工及び試験を行なっていれば、問題の発生は少ない。

■給排水設備図(きゅうはいすいせつびず)
建物に対する給水・排水のための配管・機器その他の配置を含めた給水・排水関連設備を示した図。衛生機器・消火設備・通気設備・給湯設備などを含む。便器・洗面器・流し台・浴槽・シャワーなどの位置や高さを平面図にシンボル化して描く。縮尺は1/50〜1/100程度。

■キュービクル
電気関連用語としてトランスや受電板を納めるための綱板でつくられた四角い箱のこと。分析計、前処理や標準ガス等を収納する、屋外設置用の防滴構造のケースです。収納物をダスト、直射日光や風雨から守ります。内部には複数の排ガス用の分析計、標準ガス、V-I変換器、自動校正装置、前処理装置を組み込め。

■境界確定(きょうかいかくてい)
境界とは「一筆と一筆の土地の境」をいい、土地登記簿や付属地図により公的に設定された線である。この境界を明確にして、互いの所有権の及ぶ範囲を明確にすることを境界確定という。隣地所有者同士が確認して境界の標識を設置していても、法的な境界は確定されない。
しかし、境界を決めた境界協力書などは、真実の境界を確定するときに重要な資料となりうる。

■金属サイディング
金属薄板を下見板状に整形した外装壁の素材のこと。サイディングはようぎょ系(コンクリート)と金属系があるが、金属系サイディングはようぎょ系に比べ軽量でコストも安く、建築物への過重の負担もほとんど無い。強度、防水性、防火性にも優れる鉄板製のエンボス加工・アルミ製のレンガ調などの多種多様な素材・加工・色の中から幅広く選べる。サイディング自体に断熱材が施されているため、断熱効果がある。通常は不燃性のボードや断熱材を裏打ちした複合材として使用される。

■杭基礎(くいぎそ)
地表近くの地盤が弱く建物を支持することができない場合、深い地盤で建物を支える基礎形式。硬い支持地盤まで杭を打ち込む支持杭工法と、支持地盤ではない比較的浅い層に埋設して杭の摩擦力で支持させる異形摩擦杭工法などがある。

■杭地業(くいじぎょう)
建物の荷重を地盤面下の固い地層に伝達させるために設置する柱状の構造部材。材料および製造方法による分類から、木杭、綱杭、既成コンクリート杭、現場打ちコンクリート杭、合成杭がある。また支持機構上の分類から、支持杭と摩擦杭がある。

■空調設備(くうちょうせつび)
空気調和設備のことで、空気の温度、湿度、清浄度および気流分布を対象空間の要求性能に合わせる設備をいう。ガスや電気をエネルギー源とし、冷凍機、ボイラー設備と加湿器、エアーフィルターおよび送風機により必要空間に送風する。

■躯体(くたい)
建物の骨組み、構造体をいう。「構造躯体」ともいう。構造躯体以外のものが、内装、外装等の仕上げ工事や設備工事である。ただし、設備工事のうち躯体内部に設置される幹線配管・配線は、広義の躯体工事に含まれる。骨組みにあたる”躯体図”の出来が建物の仕上がりを左右する大きなポイントとなる。

■クロス張り
壁紙(クロス)といわれる内装工事用表面化粧仕上げ材で、下地の上に貼り、壁、天井を仕上げる方法。シート状で可撓性(かとうせい)のある表面化粧材で布、紙、ビニールなどが一般的。下地には合板、石膏ボード、コンクリート、モルタルなどがある。コンクリートやタイルなどと異なり10年以上の長期間にわたって初期の状態を維持するのは困難。

■黒御影石(くろみかげいし)(火成岩)
マグマが地中の深い所でゆっくりと冷却されてできた深成岩である御影石の種類のうち色の黒いもの。石質は硬くて緻密。高級感がありしかも耐久性に優れているため、墓石や外装用の石材、ホテルのロビーなどの内装材や家具の材料としても使われている
仕上げの方法で汚れが目立ったり、滑りやすいので、注意が必要。

■畦畔(けいはん)
田畑などの農地に接している通常「あぜ」「土手」などといわれている幅の狭い土地で、公図上実線により区画され、地番(ちばん)のないものを畦畔、二千匹畦畔という。公図に青色で着色されていることもあり「青地(あおち)」ともいう。財務省所轄の普通財産である。

■契約アンペア
電力料金の契約は、電灯需要と電力需要に分かれ、前者はさらに定額、従量、公衆街路に区分されている。従量街灯は、甲、乙、丙のうち、甲が最低料金制5A以下、乙がアンペア制10〜60Aの契約となっている。

■軽量コンクリート
普通コンクリートに対し、人工軽量骨材をつかって比重を軽くしたコンクリート。普通のコンクリートに使われる砂や砂利に替えて代えて、比重の軽い骨材(蛭石(ひるいし)や高炉鉱さい)などを混ぜてつくる軽量のコンクリートのことで、断熱性能、遮音性能、構造性能を高めるために使われる。強度上も必ずしも弱くなるとは限らない。もっぱら骨材の強度による。

■軽量鉄骨構造(けいりょうてっこつこうぞう)
鉄骨自体の肉厚の薄い鉄骨を加工して構造を造ったもので、現場で使用する材料は、柱、梁、桁(けた)、床、壁などの工場製作した部品で、現場ではボルト、ビスなどによって接合し組み立てる。一般に耐久性の観点から防錆(ぼうせい)加工した材料が使われ、プレハブ住宅、組み立て梁、鋼製物置、事務所建築の内装下地などに使われている。構造上主要な部分に軽量鉄骨(厚さ4
mm 以下の鋼材)を使用した鉄骨造。

■軽量モルタル
セメントモルタルの中に、真珠岩(パーライト)、火山砂または硬質発泡樹脂粒を混入したもの。砂とセメントによる通常のモルタルに比べて、塗厚さも小さくてすみ、軽量で軟らかく施工性も良い。断熱性もありひび割れも比較的少ないので、最近では多く採用されるようになってきた。モルタル細粒の骨材と結合材を混ぜてつくる左官材料である。一般的には砂とセメントを水で練ったセメントモルタルが多い。耐火性、耐久性があるので、内装の仕上げ材として、または下地材として用いる。外壁に使う時には、アスファルト防火紙の上に金網を取りつけてから塗る。

■結露(けつろ)
結露には簡単に目で見る事の出来る『表面結露』と構造体内部に発生する『内部結露』があり、どちらの結露も空気がある一定の温度(露点温度)以下になり、余った空気が凝結して水滴となった状態のこと。結露は建物住宅を傷める原因ともなるので、防ぐには断熱性能の高い壁材や窓を使うのが効果的。

■減価償却(げんかしょうきゃく)
減価償却とは、建物・車両等の資産(減価償却資産)についてその使用可能期間(耐用年数)にわたり、その資産の価値減少相当額(減価償却費)を費用計上する方法。普通償却として定額法、定率法、特別償却として有料賃貸住宅等の割り増し償却がある。なお建設中、未使用(必要な維持補修をしており、稼働休止中だが何時でも稼働できる資産を除く)の状態の資産は減価償却できない。住宅は償却資産ではない。

■建築意匠図(けんちくいしょうず)
建物の建築工事実施のために必要な図で、計画・考案・造形・意匠など、あるいは機能や構造を満足しながら視覚的に美しく感じるように形態を総合的に整備し、計画・設計された図面。


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