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オフィス関連用語辞典

FM(ファシリティマネジメント)関連用語

ファシリティマネジメント【FM:Facility Management】
「企業、団体等が組織活動のために施設とその環境を総合的に企画、管理、活用する経営活動」のこと。端的に表現すると、「ファシリティを通じた経営活動」となる。
ファシリティとは、施設とその環境であり、土地・建物という施設だけでなく、人が働き、利用する内部環境、近隣、地域社会、都市・地方・国、そして地球環境までを取り巻く外部環境。さらに物理的環境に制約されない情報環境がある。
そして、ファシリティをいかに効率的に活用し、最大の効果をもたらすことに携わる人たちをファシリティマネジャーと呼ぶ。
ワークプレイス【WorkPlace】
知識社会で、知的生産性が重視されるために活用するあらゆる仕事の場のこと。ワークプレイスは働く人たち(People)、仕事の仕方(Process)、仕事の場(Place)の3つのPを総合的に調整し、組織の経営目的を達成するためのベストプラクティスを求める。
FMの目的

FMの目的は、利用者の満足度と生産性を向上させること、そして人を尊重し健康を維持し、自己実現を支援することがあげられる。組織の最も重要な資源は人であるため、ファシリティの中で働く人がワークプレイスに満足して創造性を発揮し、生産性を高める環境づくりと、その継続的な提供を行なうことが重要となる。

FMのねらい

基本的なねらいは、経営目的・目標の達成をファシリティの面から支援することである。
経営における目的は、経営資源としてファシリティを有効活用し、効率的に運用することによって経営効率を向上させることである。
利用者と顧客に関する目的は、利用者の満足度と生産性を向上させること、顧客満足度を高めて業績に貢献することである。
同時に、地域との調和、地球環境保全の尊重など、社会の貢献に努力することも目的の一つにあげられる。

FMの標準業務

FMの標準業務は、大別して「統括マネジメント」「FM戦略・計画」「プロジェクト管理」「運営維持」「評価」の5つから構成される。

  • 「統括マネジメント」とは、組織、体制の仕組みや標準、規則などをつくると同時に、一元的にファシリティの管理と活用を行なう経営活動のこと。
  • 「FM戦略・計画」とは、FMの目的と目標を実現すべく、総合的なファシリティの施策を策定する業務。
  • 「プロジェクト管理」は、不動産取得やワークプレイスづくりなど一定期間内に完了する業務のこと。
  • 「運営維持」とは、施設を適切な状態で継続的に保ち、利用する人の知的生産性や満足度を高める業務である。
FMの必要性

今日の経営では、グローバル化、少子高齢化による人口の減少、情報化といった経営環境のもとで、経営効率化、付加価値経営への転換、知的生産性、地球環境の課題がある。経営とFMは、密接にかかわりがあり、FMの必要性は増している。

利用者満足度調査
施設利用者の満足度を調査するために行うアンケート調査のこと。利用者の完成を通じて、施設の品質レベルを把握するのが目的。 定期満座億度調査と詳細満足度調査があり、さらに詳細満足度調査には、具体的に課題を探す事前調査と、改善後にその効果を確認する事後調査がある。
オフィス面積
「執務室面積」
オープンな執務スペースのこと。天井までの間仕切りで仕切られた会議室、役員個室、書庫などの閉じた室は除外する。
「役員専用面積」
役員専用のフロアやゾーンを設定する場合のスペース。役員室受付、秘書室、役員応接・会議室、役員食道なども含める。
「個室執務面積」
管理職などの閉じた個室による面積。役員専用面積は除く。
「業務支援面積」
ワーカーの業務を支援する機能を持った面積。具体例としては、プレゼンルーム、研修室、コピー室、受付・ロビーなど。
「情報管理面積」
サーバルームなどのコンピュータ関連諸室、図書室、資料室などの情報を管理する機能を持ったスペース。
「生活支援面積」
リフレッシュルーム、談話室、食堂、更衣室、フィットネスルームなどのオフィス内の生活を支援するスペース。
「通路面積」
有効面積内の通路面積。エレベータホールなどの共有部分の通路は含まない。

MNコストチャート

把握されたファシリティコストを分析し、課題を見つけ施策を立案するために、ファシリティコストを評価する手法。MNコストチャートは、

  1. 売上に占めるファシリティコスト
  2. 1人当たりの施設面積
  3. 1m2当たりのファシリティコスト
  4. 1人当たりの売上高
の4つを指標に、1枚の座標チャートにプロットし、総合的に評価。描かれる四角形が小さければ小さいほど結果が良いと評価する。